こんにちわ、hanaです。
今回は少し重い話。ネグレクトを題材に書いてみようと思います。
文才がないので、うまく伝えれるかわかりませんが、私の思った事を書いていきます。
幼少期の愛情の注がれ方で人生は変わる
私の生まれ育った家庭は少し特殊でした。
家におじいちゃんおばあちゃんと、いとこ家族が同居していました。
三世帯住宅です。
まだそれだけなら、良かったんです。
が、そのいとこが障害者でしかも同じ学年の異性でした。
小さい頃は仲良く遊んでたんですが、気の弱い私がそれがネックでますます気が弱くなりました。
小学校に入ってもいとこの子は普通学級に通っていたため、私は“あのおかしな子のいとこ”というレッテルを貼られていました。
加えて、気が弱いため、よくいじめられました。
5歳も上の先輩に睨みつけられたり、同じ学年の子にトイレの汚い排水溝の処理を素手でさせられたり、リンチや、かばん持ち、自転車での送迎、ゴミ捨てのパシリなど色々やらされました。
教育ママだったこともあり、習い事も常にしていたため、野良の多かったうちの地域では「育ちのいい子」で目もつけられやすかったんだと思います。
そのいじめはいとこが原因でからかわれている、そう思って生きていました。
親は共働きでおばあちゃんの言いなりで、昔ながらの厳しい家庭だったので、記憶の中で私が親に「甘えた」事はありませんでした。
そして家に帰ってきてもそのいとこが居る事に息がつまり、私は常に緊張から抜け出せれない感じで幼少期を過ごしました。
よく、「性的虐待」や「暴行虐待」などのハードな記事を見かけますが、ああいったハードな問題としておもてに出やすいですが、私みたいな地味なじわじわと子供の心をむしばんでいく。
そういった事例は表面上に出にくいように感じます。また、本人も気づいていない場合もあります。
恋愛がうまくできない

今で言う、メンヘラ女子って私の事だな~って思います。
かまってちゃん。
顔はそこそこ良いので、彼氏はすぐできるんですが「付き合う=依存する」と間違えていました。
高校生になってから携帯も持って、メールもするんですが、すぐに返事が来ないと不安になる。
電話も長々と1時間とか平気で話します。
電話切った後は、すごいさみしさに襲われてまたメールをする。
私と付き合って大変な思いしただろうなって人いっぱいいます(笑)
また、付き合う前にやってしまう事もよくありました。
「やる=愛してる」だと本気で思っていました。男はラッキーですよね。
付き合ってもいない女と出来るんですから。その後連絡が取れる人はまだマシでしたが、連絡が取れなくなる人も居ました。
自分を良く見せるためなら、嘘だってつくし、取り繕うし、なんとも「ごめんなさい」が素直に出てこない。
この人私から離れていくと危機感を感じた時には「死ぬ」だの「呪ってやる」だの迷惑メールの嵐。
そして、「もう無理」と必ず言われて終わりが来ます。
ある時から、メンヘラの定番、リストカットを行っていました。
当時、そんな言葉も知らなかったし、死にたいわけでもなかったけど、気を引きたいのと生きてる証拠というかなんとも言えないいらだちに自分を傷つけていました。
こういった事をする人達は共通して、親に愛されてなかったり、逆に過保護すぎて理不尽に怒られたり、または幼少期にとてもショックな事があったりします。
これはアダルトチルドレンというものです。
機能不全家族
アダルト・チルドレンを生み出す家庭を「機能不全家族」と言います。どのような家族かというと家族のメンバーの安全が守られず、適切な保護が与えられず、一人一人の人格が尊重されない家族です。
あくまで、子どもの目から見て、家族として機能していない家族です。
出典元:こころのこくばんより
アダルトチルドレンは恋愛だけで困難を抱えているわけではありません。友達関係だったり、会社の上司だったりあらゆる面で困惑しています。
そして、この人間関係が自分の子供であっても構築できないというわけです。
どうやって愛情を注いだらいいのかわからない。
ただ、責任感だけで育てていました。
子供を育てるのがむずかしい
アダルトチルドレンの人はとてもマジメです。
きちっとしなければいけない、世間の目が気になる、自分軸では生きていません。
私の場合、家の中では常に換気扇の前でたばこを吸って、携帯とにらめっこしていました。子供は泣いた時にだけあやす。あとは、DVDをつけてそのまま放置。(もちろん、目に届く所にはいましたが)
外に出ると良いお母さんの役を演じていました。
“いいお母さんでいなければいけない”そのレッテルが私に重くのしかかりました。
人の目が気になりすぎて、公園などに行っても「うちのこ、滑り台で邪魔じゃないかな。」「人に危害加えないかな・・」と気がはって疲れてしまうのですぐに帰ってきてしまっていました。
なにより大嫌いな自分に性格が似ていて、とても嫌な気持ちになりました。
いじいじしていて、何事も物事をスパッと決めれない娘の性格にいらだちを感じていました。二人目は待望の異性だったこともあり、わりかし愛情はありました。それでもほったらかしだったのですが。
一番上の子はそんな親だったので、「子供らしい幼児期」を歩んでなかったように思います。
今思うと、過去に戻って、やりなおしたい気持ちにかられます。
後半へつづく


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